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年商10億未満の中小企業経営幹部に必要な財務力養成講座3
安部 亮

2018/08/23記事

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財務コンサル

安部 亮

※※前回までの記事※※      
「年商10億未満の中小企業経営幹部に必要な財務力養成講座1」      
http://contents.seityo-sien.com/pc/movie/movie_detail.cgi?dougaId=193      
「年商10億未満の中小企業経営幹部に必要な財務力養成講座2」      
http://contents.seityo-sien.com/pc/movie/movie_detail.cgi?dougaId=207      
     
      
〜会社の財務状況を把握する『安全性指標』とは?〜     
      
      
決算書を活用した財務分析にはいくつかのアプローチがありますが、会社の財務的健全性を測定する『安全性指標』と、      
会社の経営成績を収益的側面から測定する『収益性指標』が代表的なふたつのアプローチと言えます。      
      
このうち今回は、広義の『安全性指標』としての      
1.「自己資本比率」 2.「流動比率」 3.「債務償還年数」       
について意味と目指すべき方向性をご説明致します。      
      
1.「自己資本比率」      
      
経営に必要な資金をどのくらいの割合で調達しているか、自己資本と他人資本のバランスをみる財務指標です      
(自己資本/負債・自己資本合計)。      
自己資本比率が低い(もしくはマイナス)ということは、それだけ借入等の負債に依存している経営体質ということが言えますので、      
一定割合以上の比率となるよう毎年の利益を内部留保していく必要があります。中小企業が目指すべき指標としては最低15%以上、      
35%以上で優良、45%以上あれば倒産しづらい強固な体質と言えるでしょう。      
      
2.「流動比率」      
      
概ね1年以内の短期間の支払能力を見る指標です(流動資産/流動負債)。      
流動比率が100%に満たないということは、短期的に支払義務のある負債を短期的資産(現預金・売掛金・通常在庫等)では      
支払いきれない状況にあるということを意味しますので、最低でも100%を上回る状況であることが必要です。      
不況期には資金繰りに備えるという観点からも200%以上の状態をキープしておくことがひとつの基準となって参ります。      
      
3.「債務償還年数」      
      
利子を支払う必要がある負債を、営業による調達資金で返済するのに何年を要するかを見る指標です(有利子負債/(償却前)営業利益)。      
債務償還年数が長いということは、現状の(償却前)営業利益に比し借入残高が多いということを意味します。      
また有利子負債の約定返済年数と債務償還年数を比べた場合に、債務償還年数が約定返済年数より長いと      
その期間で生み出す(償却前)営業利益では約定通りに返済できないということを意味しますので、      
目指すべき方向は債務償還年数が約定返済年数より短くなるよう、返済条件を見直していくか、      
利益を生み出す工夫をしていくということになります。      
      
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